列車旅に関し「東南アジア 全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編」*1という本があります。これにも多少の刺激を受けたのか、JJも東南アジアの鉄道に乗ってみたいと思いつき、今回(2023年)タイの観光地となっているメークロン(市場)線と泰緬鉄道に乗ってきました。バンコク市内の鉄道も含めて、その印象を思いつくままに記載します。
- バンコク:BTS(高架式鉄道/スカイトレイン)
- バンコク:MRT(地下鉄)
- バンコク:ARL(高速鉄道/空港線)【タイ国鉄】
- バンコク周辺:泰緬鉄道【タイ国鉄】
- バンコク周辺:メークロン(市場)線【タイ国鉄】

バンコク:BTS(高架式鉄道/スカイトレイン)
BTS (Bangkok Mass Transit System Public Company Limited)は、サイアム、スクンビット通りなどの都心を運行する高架鉄道で、観光客にとっても非常に便利な公共交通です。これを利用せずして、バンコク市内の観光は出来ないと思います。
詳細は、バンコク市内の交通 | 【公式】タイ国政府観光庁 等を参照下さい。

バンコク:MRT(地下鉄)
MRT(Mass Rapid Transit Authority of Thailand)では、観光客が良く利用するブルーライン(&パープルライン)で、クレジットカード(VISAとMastercard)のタッチ決済で乗車が可能です。日本の様にSuicaやICOCAなどの交通系ICカードを購入/チャージする必要がなく海外旅行者にはとても便利です。
国内でも、関西地区を中心に、この試験導入が進んでいるようですが、この点では、日本よりタイの方が進んでいる様に感じました。
バンコク:ARL(高速鉄道/空港線)【タイ国鉄】
バンコクの空港に降り立つと、直ぐにお世話になるのがARL(AIRPORT RAIL LINK)です。スワンナプーム空港とバンコク市内を結ぶ高速鉄道で所要時間は約30分(距離約25km)。兎に角、安く、早くて、安全な公共交通機関だと思います。バンコクに行くのに嬉しいのは、空港から市内までの移動に関して悩まなくて良い(このARLを利用すれば良い)ということです。
政府から補助金が相当出ているようですが、運賃は東京の地下鉄の一区間程度(200円程度)で、成田から都内までの運賃もこのぐらい感覚で安ければ・・・とつくづく思います。
バンコク周辺:泰緬鉄道【タイ国鉄】
旧日本軍によって、タイ(泰)とミャンマー(緬甸)の国境付近に建設された路線で、今でもタイに一部残っており、クウェー川に掛かる鉄橋が、映画「戦場に架ける橋」として有名です。
JJは映画の影響で、この橋がもっと山奥に位置し、川幅が狭く、もう少し急峻な谷を繋ぐところに架けられたのでは?と思っていたのですが、実際は思っていたより川幅はひろく、開けた大地にありました。
帰国後調べた限りでは、「映画では木造の橋が架けられ、連合軍に爆破されるが、実際には鉄骨コンクリートの橋が架けられ今も残っている(爆破はされていない)」「また映画のほとんどはスリランカの密林の中で撮影された」とのこと。映画と現実の差を改めに認識しました。

なお、列車には「クウェー川鉄橋」から「タムクセラー」まで乗りました。この客車の椅子と背もたれが木製で、何か懐かしさを感じたので、ひょっとしたら日本製かもと思い現地案内人に確認したところ、その通りとの事。JJが小学校のころ田舎の客車にはまたこんな椅子があった様に記憶しています。

バンコク周辺:メークロン(市場)線【タイ国鉄】
メークロン市場は、テントが線路上まではみ出し、列車が来るとそれをたたみ、列車が通過するとすぐに元に戻して商売を再開する市場で、その様子から折り畳み(あるいは傘畳み)市場ともよばれています。
しかし、これを“出来レース”ならぬ”出来レール“と言えば良いのか、市場とタイ国鉄がお互い阿吽の呼吸でショーを演じているようでした。市場より先に線路が敷かれたにも関わらず、国鉄は文句も言わず(日本では、線路内に立ち入っただけで鉄道営業法違反等に問われそうですが)、むしろ市場の方々と共に、営業(観光)に活用されているように思いました。
世にも珍しいといえばその通りで、また列車が間近を通り迫力があると言えばそれもその通りですが、ただこのショーは、一度見れば十分なのではないでしょうか。


今回、前掲の著書とは全く異なり、当方は非常に安直な列車旅(泰緬鉄道、メークロン市場線とも現地OPツアー申込)をしてしまいました。脳体機能の活性化には、少し負荷や刺激が少なかったかも知れませんが、それでも、タイ鉄道の「便利さ、新しさ、安さ、懐かしさ、商売うまさ」等を感じる旅となりました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ではまた。