白い砂
「モルディブはなぜ水上ヴィラの聖地となったのか」と、ブラタモリ的な話を前々回書きましたが、モルディブの「白い砂」に関して、また少し理屈っぽい話を。
モルディブの砂は白く細かく、裸足で踏むとフワフワしているような感触で、気持ちいいのです。これはこの島が、主にサンゴの死骸や砕けたサンゴの破片などが長年堆積してできた島だから。

日本の伊豆にも「白浜(しらはま)」、和歌山にも「白良浜(しららはま)」という白い砂浜を謳った海水浴場がありますが、ここの砂は、花崗岩などの岩石が風化してできたもので、透明感があり踏むとサラサラしているような感触です。

日本でも、沖縄(石垣島等)の白い砂は珊瑚礁由来で、モルディブと同じです。竹富島のカイジ浜には「星砂の浜」というところがありますが、ここなどはまさしく珊瑚からできた砂浜です。

同じ白い砂でも、その原材料が全く異なることを、このブログを書き始めて初めて認識しました。旅行を通じて良い勉強をさせてもらっています。理屈っぽい話はここで終わりますね。
光るメニュー
さて、コンスタンスムーフシは、宿泊料金に食事(朝・昼・夜)、ドリンク(一部のワイン、シャンパン等は除く)、アクティビティなどの代金がすべて含まれているオールインクルーシブタイプのホテル(ヴィラ)です。
従って、JJ達も、メインレストランの「マンタ」で、遅い朝食(ブランチ)や夕食を頂きました。品ぞろえが豊富で、しかも美味しく、飽きることは全くありませんでした。


ただ、夕食に関しては、滞在中1日だけ、砂浜にテーブルがセットしてあるレストラン「アリゼ」での食事が組み込まれており、そこでいただきました。
明かりは、テーブル上のロウソクだけで、食事をとるだけなら大丈夫そうですが、これで、メニューなどが読めるのだろうかと気になりました。

するとなんと「光るメニュー」を持ってこられたのです。これにはさすがにビックリ。こんなものがあるのかと驚きました。
日本でも、夏場だけ、店の前の路上や歩道にテーブルを出して営業しているレストランやカフェはありますが、それでも周辺の明かりもあり、一般的な紙のメニューで十分に文字は読み取れます。ただ、この浜辺のレストランは周辺に明かりなどは全くなく、紙メニューでは暗くて読めません。
最近でこそ、表紙やページの内部に薄いLEDパネルが埋め込まれたメニューはありますが、当時は珍しく、「素晴らしい!」「お洒落だなあ~」と感激しました。
食事内容がどうだったのか、全く覚えていませんが、この「光るメニュー」だけは、今でも深く記憶に残っています。


大海に沈む夕日
またリゾート地では、海に沈む夕日がとても美しくみえることがあります。フィリピンのボラカイ島、またセブ島でもそうでした。
赤道に近い南国の国々(例えばインドやインドネシア)では、リゾート地でなくても、夕焼けの色が濃く、その色も短時間に劇的に変わっていく気がします。理由は良く判りませんが。
更に、南国のリゾート地では、特に水平線が広がる大海に沈む夕日が、太陽が沈む瞬間まで見えるためか、また、色の変化がダイナミックに感じられるためか、本当に素晴らしいと思うことが多々あります。
物理的な理由もあるのでしょうが(緯度とか、空気の奇麗さとか)、リゾート地では、ストレスが少なく、時間に追われず、景色を楽しむ余裕がある等の心理的な側面もプラスされ、感性が増幅されているのかも知れません。
ここモルディブの夕日も奇麗で、最終日もずっと夕日を眺めていました。


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モルディブは、水上ヴィラの聖地で、ホテル巡りが好きな人にとっては、ここを訪ね、泊まること自体に旅の意味があるように思います。
大きく広がるラグーン、色とりどりの熱帯魚、白い砂、美しい夕日、光るメニュー等も勿論素晴らしかったのですが、JJが感じたこのリゾートホテルのもうひとつ良いところは、「周りに何も無い」ということです。
ハワイもグアムもバリもセブも、リゾートホテル近くにショッピングセンター(SC)があります。買い物好きな人であれば、このSCが必須でしょうし、これがないと時間を持て余してしまうかも知れませんが、ここには何もありません。ただただ、ゆっくりとした時間を過ごすためのリゾート地です。そこが良かったのです。
今回のツアーは、ファイブスター(株)という旅行会社の個人向けパックツアーを利用したのですが、今思えば、途中立ち寄ったスリランカではジェフリーバウ設計のホテルに泊まり、モルディブでは、水上ヴィラに泊まりました。いずれのホテルも良く吟味されてバックツアーに組み込んであったような気がします。
またモルディブは新婚旅行のメッカとも言われているようですが、年季の入った夫婦のゆっくりとした旧婚旅行先としても良いのではないでしょうか。そんな水上ヴィラ体験談でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。