早朝のガンジス川での沐浴と火葬の様子、またこれと関連し、なぜベナレスが聖地となったのか等に関しては、過去に投稿しました。
当日、ガンジス川からホテルに帰ってシャワーを浴びても、火葬場の臭いが身体からなかなか取れませんでしたが、午後からの市内観光までには時間があり、また部屋に籠っていても仕方ない(臭いが気になるだけです)ので、ホテル出て、一人で近所をブラブラしました。

宿泊先は「RAMADA PLAZA」という5☆のホテルで、室内も庭も良く手入れされていますが、その中に入る門にはガードマンがもちろんいますので、予約のない現地の方は敷地内に入場すらできません。一方でJJも現地の生活状況はホテルに籠っているだけではなにも判りません。
確かに、ホテルから外に出ると、道路はゴミで散らかっていますが、朝の通勤風景や開いているお店は、日本とそれほど違う訳ではなく、この表通りは一人でも歩けました。が、しかし裏通りは・・・以下はそんな様子を綴ったものです。
表通りの風景
・ゴミだらけの道路
日本人が道路にゴミを捨てないのは、「公衆道徳」として、ゴミを捨てないことが当たり前という文化が根付いているためでしょうか。一方インドでポイ捨てが多いのは、「ゴミは自然に還るもの」「路上にゴミがあっても許容されるもの」といった文化的な背景や人口の多さ等が複合的に影響していると言われています。まあ確かに、JJの感覚からしても奇麗だとは思いませんが、仕方ないことにも思えます。インドも何回か行くと、この程度のゴミであれば慣れてきますね。


・通勤・通学風景
まだ、朝8時前後のことで、道路は通勤用のバイクで溢れ、車のクラクションが鳴り響いていました。東南アジアに行っても大体こんな感じだと思いますので、それほどビックリすることでもありません。


片隅では、通学用のバスを待っているのでしょうか、制服姿の高校生(中学生)達が見えました。女学生の立ち話している景色は日本と余り変わらないような。

・お店
野菜屋さんには、キャベツやネギ、ナスビ、ニンジン、トマトなど日本と同じような野菜がありました。ただ、これらを新鮮に見せかけるためか(腐れを防止するためか)、常に並べられた品に水をかけています。


それでも、表通りは一人でも歩けました。ただ、実際の居住地は裏通りの方が多いようですが、そこは一人では入れず、午後からガイドさんに連れて行ってもらいました。
裏通り

裏通りもゴミが散乱していましたが、それでも個々の家の前にゴミは余り無く、だれも住んでいない空き地の様な所に堆積していました。
それよりも驚いたのは、牛やヤギの糞の臭いでした。多くの家で、牛が飼われている(一緒に生活している)という事でした。ヒンズー教徒にとって牛はシヴァ神の乗り物として神聖視され、殺害や食肉がタブーとされています。家庭で飼育されている牛は、主に牛乳・乳製品の供給源、農耕利用、牛糞は燃料として利用されているようです。

また、表通りの路面が乾いていても、裏通りは全体的にジメジメしており、更に牛の糞や尿があちこちで散乱しており、注意して歩かないと、靴底が大変なことになりそうでした。
それでも子供たちは無邪気で元気で写真機を向けるとみんな集まってきました。明るい顔をしています。近くのおばあさんからも「私を撮ってくれ」とガイドさんを通じて頼まれカメラのシャッターを押しました。


インドも観光地は奇麗に清掃してありますし、表通りも、ゴミは散乱していますが、それでも3回目の旅で慣れました。しかし、この路地裏は、今まで見てきた景色と異なり、ガンジスの沐浴・火葬風景と供に、いまだに脳裏に焼き付いています。
旅は単に観光地を歩くだけでなく、普通に人々が暮らしている場所も訪ねると新しい発見や驚きが沢山あります。こんなことが出来るのも、個人旅行だからだと思います。団体旅行ではまず無理でしょう。良い想い出となりました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回はタージマハルの記事を予定しています。
ではまた