JJ(爺)の海外個人旅行記

英語力もスマホ術も不安な70歳超えの爺。それでも海外個人旅行は人生を楽しく、豊かにしてくれます。そんな実体験を綴っています。

中国:四川省 黄龍・九塞溝。それにつけても人の多さよ(その1)

 

正岡子規の俳句「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」に、「それにつけても金の欲しさよ」を付けた例は有名ですが、中国では、どんなところに行っても、「観光地名」の後に「それにつけても人の多さよ」と付加しておけば、大体、情景がわかるような気がします。

黄龍:ブルーやグリーンの透き通った水をたたえた大小の池が棚田のように連なった独特の地形で有名

JJも、仕事で中国の上海、広州(広東省)には頻繁に行き、人の多さには慣れたつもりでしたが、まさか今回(2012年8月)訪問した四川省黄龍(コウリュウ)・九塞溝(キュウサイコウ)等まで、人、人で溢れているとは考えていませんでした。

 

全体の略行程

黄龍、九塞溝のある四川省は下図の通り、中国の内陸にあり隣はチベット自治区チベット高原)です。省都は「成都」で、2012年当時はANAの直行便が成田から飛んでいました(今は運休中の様です)。成田⇔成都間はANAのマイルを利用し、それ以降は個人向けのパックツアーを申し込みました。

成都からは、下図のように、成都黄龍→九塞溝→成都峨眉山楽山大仏成都と五泊六日で廻りました。

成都から黄龍と九塞溝に行くには、国内線が便利で、2日目の朝、これらの近くにある「九塞黄龍空港」に飛びました。ここはチベット高原の東端の海抜3,488mにあります。富士山より高い位置のため、空気が薄く、離陸に必要な揚力が得にくいため、長い滑走路(3,200m)が設けられています。

 

成都からこの空港までの飛行時間は約1時間ですが、当日は2時間遅れとなりました。「九塞黄龍空港」に着いて現地案内人に聞いたところ「欠航20%、遅れ60%、定時20%(定時には1時間程度の遅れを含む)」とのことで、2時間程度の遅れはラッキーと思った方が良いと諭されました(次の日の帰りの飛行機は23:00発でしたが、これは定時で出発しました)。

 

下図が航空券です。チェックイン時に既に、8:35発が消されて10:35発と手書きされている券を渡されました。まあ、こんなものなのでしょうか。

出発地の成都は海抜500mで、到着地の九塞黄龍空港は約3,500m。一気に3,000mも上がって、高山病にならないか心配しましたが、到着時、すこし頭がポーとした程度で、ひどい高山病にはなりませんでした。それでも空港の売店には酸素ボンベがおいてあり、JJも1本購入し、二日間は持ち歩きました。

空港は3,500mの高地。売店で酸素ボンベを購入し持ち歩きました

黄龍

ブルーやグリーンの透き通った水をたたえた大小の池が棚田のように連なった独特の地形で有名です。

 

両側を深い山に囲まれた谷にあります。

氷河期に氷河の侵食によってこの峡谷が形成され、その後、石灰分を含む水が流れ続け、石灰華(トラバーチン)が堆積して現在のような美しい段丘や湖が生まれたとのこと。2008年5月に発生した四川大地震の傷跡(土砂崩れ)がこの峡谷にまだ残っていました。

3,000mを超える高地、しかも、一番奥の「五彩池」までは、出入口から7kmもあり、片道(上り)は、ロープウェイ(ゴンドラ)を利用するのが一般的です。ゴンドラを降りてからは、徒歩で五彩池まで登り、あとは湖(棚田)や滝を眺めながら、下っていきます。

このロープウェイに乗る人の列が下段写真です。列の先は見えず、JJも1時間程度並んだのではないかと記憶しています。真夏でしたが、高地で乾燥しているためか日本の様に蒸しっとした暑さではなく、それは救われましたが、人の多さに「やれやれ」と思った最初の事例です。外人というより、中国人の方がほとんどのようでした。

ロープウェイに乗る人の長い列

下図は、「五彩池」の写真です。写真の右端付近からの眺めがよく、ここも人で渋滞しています。

また、板材を背中にしょって登ってくる人に、何人かと出会いました。木道の補修用に使用されるのでしょうか? 相当の重さがあると思われ、「よくこんな物を担いで山に登ることが出来るなあ~」と感嘆以外に言葉が出てきません。ただ山道はやはり観光客で溢れて、荷物運びの方にとっては、いい迷惑だったのではないでしょうか。



なお、黄龍とは「黄金色の龍」のことで、金色のウロコのような石灰棚(上図の「金沙舗池」)の上を水が流れる様子から、この名前がつけられたようです。

8月中旬に行ったので、こんなに混んでいたのでしょうか。それとも常にこんなものなのかは良く判りませんが、ここまで来てこの人の多さに「やれやれ」と思った一日でした。

次の日の九塞溝等に関しては、(その2)で

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

ではまた。