JJ(爺)の海外個人旅行記

英語力もスマホ術も不安な70歳超えの爺。それでも海外個人旅行は人生を楽しく、豊かにしてくれます。そんな実体験を綴っています。

ロシア:言葉が解らず、スマホも無い時代の個人旅行(その2)

(その1)に続き、(その2)は、モスクワ滞在2日目の話です。

 

2日目午前中:OPツアー「モスクワ市内観光」

午前中のOPツアーでは、赤の広場、ノヴォデヴィッチ修道院モスクワ大学(これもスターリンクラッシック建築の一つ)等を駆け足で廻りました。

 

赤の広場(ワシリー寺院、クレムリン

国立歴史博物館側からみた赤の広場。正面がワシリー寺院、右側がクレムリン

赤の広場の「赤」は旧ソ連の国旗が赤かったことから、そう名付けられたのかと思いましたが、これは後付けの話だそうです。赤の広場はロシア語で「クラスナヤ・プロシャード」と言われており、この「クラスナヤ」は「赤い」と「美しい」の両方を意味し、もともとは「美しい広場」として名付けられたとのこと。

中国の国旗もベースが赤ですので、てっきり共産党のシンボルカラーだと思っていましたが、先入観とは恐ろしいものです。

 

ガイドさんによると、昔(いつ頃のことかは判りませんが)は、単なる市場だったのに、その後は軍事パレードの会場となったり、偉い人の墓地や国家セレモニーの会場になったりとのこと。

 

そういえばつい最近(2025年)、プーチン大統領ウクライナ侵攻を鼓舞するための軍事パレードをしていたような・・・なんだか「美しい」というより、また「赤い」という意味より、「戦争」という意味合いの方が、より似つかう広場のように改めて思われます。

 

この広場は世界三大広場の一つと言われており、約70,000m2あります。シンプルに考えると幅100m×長さ700m程度のイメージです。

 

モスクワ大学

モスクワ中心部から少しはなれた「雀が丘」に行き、モスクワ市内をこの丘の上から眺めました。この丘に建っていたのがモスクワ大学で、直接大学に行ったわけではありませんが、その外観は確かに、宿泊先の「ヒルトン・レニングラーツカヤ」に良く似ていました。

モスクワ大学:ここもスターリンクラッシック建築のひとつ

午前中は、市内やその周辺をサラッと廻っただけで、何が何だかよく判らないことも多かったのですが、ただ、昼食に頂いたグルジア料理(2015年以降はジョージア)は美味しく、国名も含めて記憶に残りました。この内容に関しては、過去ブログ「ロシア:グルジア料理(モスクワ)、寿司(サンクトペテルブルク)、日本料理(JAL)」に載せていますので、よろしければそちらをご覧ください。

 

2日目午後:フリー

午後からは個人でプーシキン美術館を訪ね、クレムリンの周辺にある公園を散策し、歴史博物館に入り、夕方、地下鉄1号線に乗ってホテルまで帰りました。これらの位置関係は下図の通りです。

赤の広場」周辺のマップ

余談ですが、NHKでテレビによく映し出される映像は、多分、下図に示した方向から撮っているのではないかと思っています。海外のニュースなどを見て、「あっあそこだ!」と思うことが時々ありますが、これはやはり現地に行ったことのある経験値から出てくるものだと思います。

 

プーシキン美術館

プーシキン美術館は勿論、マティスの「金魚」を観るためです。

マティスはフランスの画家で、この絵はモロッコ滞在中の1912年に描かれた作品です。ロシアの富豪によって購入され、その後プーシキン美術館に収蔵されたようです。

 

JJはゴーギャンの「タヒチ女」にあるような大胆な色彩で厚化粧的な絵も好きなのですが、セザンヌの「風景画」や、このマティスの「金魚」に見られるような、洋画でありながら一部塗り残しもあるような薄化粧的な絵も好きなのです。

 

キャンバスは記憶以上に大きく、やはりしばらく見とれてしまいました。これで目的のひとつは果たせました。

プーシキン美術館(別館):ここに「金魚」の絵があります

なお、2023年もマティス展が東京(上野)でありましたが、残念ながらこの「金魚」の展示はありませんでした。プーシキン美術館展ではないので、マティスの絵が貸し出してもらえるはずがありませんよね。

 

○国立歴史博物館

その後、クレムリンの周辺にある公園をブラブラして、国立歴史博物館に向かいました。散歩と言っても爽やかな気候ではなく、日本の夏より暑いぐらいで、この暑さに関しては過去ブログ「旅先の服装:インドは寒く、モスクワは暑く(その2)」にも投稿していますので、よろしければそちらもご覧ください。

ワシリー寺院からみた赤の広場。正面の赤い建物が国立歴史博物館。左側がクレムリン。右側の建物がグム百貨店

JJは、ロシア(旧ソ連)の歴史はほとんど知りません。日本と直接関係する本としては司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」くらいしか読んだことがなく、これ(日露戦争に関しては)はどんな展示がされているのだろうかと気になり、この辺りだけを観ましたが、以下のような内容だったと思います(記憶間違いがあるかかも知れませんがご了承下さい)。

 

19世紀初頭に、冬将軍も味方しフランス(ナポレオン)を破った事実は、その後のワーテルローの戦での勝利も含めて、詳しい展示があったと思います。しかし、1904年の日露戦争での敗戦に関しては、数行程度の説明で終わっていました。また、第一次世界大戦は、開戦中にロシア革命が起きソビエト連邦が誕生した混乱期でもあり、どんな展示がされていたか記憶がありません。一方、第二次世界大戦でドイツや日本に勝利した内容は、これまた詳しい説明がされていたと思います。

まあ、国立の展示場としては、こんな展示内容になるんだろうなあ~と、そんなことを思いました。

2日は地下鉄の乗り間違えもなく淡々と過ぎました。ただ夕食はどこで取ったのか全く記憶にありません。

 

3日目以降は(その3)で

ではまた。

 

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