今回は、ストレスやお腹を冷やしたことが原因と思われる、インドネシアでの胃痙攣の話です。
2011年8月にインドネシアのジョグジャカルタにある「ボロブドゥール寺院」等を主観光地とするツアーに出かけました。ボロブドゥール寺院は、過去のブログ「メキシコ、エジプト、インドネシアのピラミッド」で取り上げたところです。
ジョグジャカルタは、丁度、首都ジャカルタ(ジャワ島)とバリ島の中間に位置し、インドネシア最大のヒンドゥー教遺跡「プランバナン寺院」や、世界最大級の仏教遺跡「ボロブドゥール遺跡」が有名です。

1日目は、JALを利用して成田からジャカルタに飛び、夕方に到着後、ここの空港ホテル(ジャカルタ・エアポートホテル)で一泊しました。次の朝早く、ここからジョグジャカルタに国内線で移動するためです。ところが、このホテルの室内空調が上手く調節できず、エアコンをつけると寒く、切ると暑く、結局、つけたままの状態で寝ました。
2日目の朝起きると、体がだるく、喉も少し痛かったのですが、お腹の調子は特に問題なく、ガルーダインドネシア航空で、ジョグジャカルタまで飛びました。

到着後、午前中に「プランバナン寺院(ヒンドゥー教遺跡)」等を観光し、14時過ぎに、宿泊先の「メリア プロサニ ジョグジャカルタ」に入りました。5☆のホテルでプールも素敵でした。夕方からの夕食付「ラマヤナジャワ舞踏鑑賞会」に出かける前に、プールにでも浸かって少し体を冷やそうと思い、このプールで泳ぎ、プールの水も少し飲んでしまいました。

これもまずかったのかも知れませんが、この舞踏鑑賞に出かける頃から、少しお腹がジクジクしましたが、なんとか我慢してやり過ごしました。
しかし、ホテルに帰ってから、その夜中に、数分毎に胃に激痛がはしり、のたうち回るほどの痛さ。これは胃痙攣だと直ぐに分かりました。下痢ももちろんありました。当時「ガスター10」という薬も飲みましたがほとんど鎮痛効果はありませんでした【現在は、ブスコバンという薬を持参しています。これは良く効きます】
若かりし頃、夏に冷たいビールやウイスキーのロック等を多量(長時間にわたり)に飲んだ時など、その夜に胃に差し込む様な痛みが急に発生することが時々ありました。痛みは数分毎に起こり、それがどうしても我慢できず、夜間の救急病院に連れて行ってもらったこともあります。今回もまさしくこれです。ただ、ここインドネシア、しかもジョクジャカルタで、救急病院に連れていってもらうなどは考えられず、朝方まで苦しみ悶えていました。
3日目の朝になって多少落ち着き、OPツアーの現地案内人の方がホテルまで迎えに来られました。事情を説明すると、その人からも「お腹が冷えたのではないか」と言われ、温かい油のような物をお腹に塗って下さいました(お気遣いありがとうございました)。
当日は、市内の王宮を観光した後、今回の主目的である「ボロブドゥール寺院(仏教遺跡)」への観光です。ホテルを出て、まず徒歩で王宮に行きましたが、そこでは何も観ず(トイレには行き)、その後、車でボロブドゥール寺院に向かいました。途中、昼食予定のレストランに寄りましたが、ここでも何も食べませんでした(トイレには行きました)。

到着後、駐車場から寺院までの道のりが遠く、寝不足もあり、よろよろとして、現地には行き、一応遺跡(ピラミッド)の頂部までは登りましたが、近くのホテルのロビーを借りて、そこで休んでいた時間の方が長かったような気がします。従って、メインの観光地をゆっくりと観るような余裕などは全くなく、ただ、写真だけは撮っておこうかと言うような感じで、何のためにここに来たのか分からない様な状況でした。
ここを観光して、空港まで送ってもらい、予定より相当早くに着きました。空港は小さく、空港ロビーに天井扇風機はあったような気がしますが、クーラーは入っていなかったような、、、。暑さとやや治まったとはいえジクジクするお腹とで、苦痛の3時間を過ごし、帰りの飛行機(ジャカルタ行き)に乗りました。

その後、ジャカルタで2日過ごし、5日目の夜行便で成田に帰りました。この間、完全にお腹の調子が回復した訳ではなく、成田についてそのまま「日本医科大学成田空港クリニック」に行き診察してもらいました。「胃痙攣でしょう」とのこと。

過去の腹痛に関するブログ、「インド」と「インドネシア(バリ島)」の時は、おそらく旅行者下痢症ではないかと思います。これは主に細菌、ウイルスによって引き起こされる感染症で、下痢、腹痛(腸の痙攣による痛み)などの症状を伴います。ただ、JJの印象ですと、軽症であれば比較的短時間(1~2日)で改善するような気がします。
一方今回は胃痙攣(胃の筋肉が急激に収縮することで引き起こされる痛み)で、ストレス、胃酸の過剰分泌、お腹の冷え等で引き起こされると言われています。JJの場合、痛みは取れても、胃の具合は直ぐには良くなりません。
2011年と言えばまだまだ海外個人旅行を始めたばかりで、なにかとストレスを感じていたのかも。また、クーラーやプールでお腹が冷えたことがトリガーになったのかも知れません。いずれにしても、今もって、観光地の記憶より、どこでトイレに駆け込んだかの記憶の方が鮮明です。
JJは子供のころから、お腹の調子が悪くなることが多く、よく学校を休んでいました。多少、痛みも落ち着いてくると布団の中から、板敷天井の節目を眺めて、「あの模様は龍かな、あれは掛け軸にある山に似ているな」なんて考えていたことを、このブログを書きながら思い出しました。
現状70歳を過ぎて、お酒をそれほど沢山飲むこともなくなり、ストレスを感じることも少なくなったためでしょうか、当時のように胃痙攣を引き起こすこともほとんどなくなりましたが、それでも胃痙攣の痛みを抑えてくれる「ブスコバン(BS)」は、必ず持参するようにしています。歳をとっての痛みは心身ともにこたえますので。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた。