最近、海外に出かけた時、その土地の市場(いちば)散策が、お決まりのルートとなっています。雰囲気、商品、価格などを見ることによって、その国の文化や経済力を身近に感じることが出来るような気がします。
今回は2019年に訪れたミャンマーの二カ所の市場、①首都ヤンゴンのアウンサン市場と②仏教遺跡で有名なバガンのニャウンウー市場に関して、思い出を綴ってみました。

ヤンゴン:アウンサン市場
市の中心部にあり、屋根付きの立派な建物の中にお店があります。JJが想像していたよりはるかに奇麗で、生鮮食料品はありませんが、宝石、衣類、伝統工芸品、民族衣装、少数民族製品等をメインとした約1800店が入っています。
JJは、東南アジアにある市場はもっとゴチャゴチャした感じで、通路が狭く、露店が密集し、独特な臭いが漂い、多くの人が買い物をしている という先入観がありましたが、ここは少し違い全体的に整然としています。
何が他と違うのだろうと気にかかり、少し調べましたら、この建物は、英領時代に「スコット市場」として建設され、イギリス人官僚や軍人、商人たちのための商業施設として機能していたとのこと。その後ミャンマー(ビルマ)が独立し、「アウンサン・モール」という名称に変更され、更に現在では「アウンサン市場」と呼ばれるようになった様です。
それで、ここは、天井も高く、メイン通路は広く、格子状に配されたサブ通路にお店が奇麗に配置されており、スッキリとした感じとなっているのではないかと思われました。更に生鮮食料品が無い点も、生臭さを感じさせない要因の一つではないでしょうか。

ここで、妻は日本語で会話が可能な「はりこ」というお店で、ミャンマーの伝統衣装であるロンジーとブラウス(上下セット)を絹地で作ってもらいました。特急仕上げで、約2時間程度で出来上がり、値段は生地代と仕立て代を合わせて、38,000K(日本円で約2,700円)でした。
また、少数民族の雑貨を扱っている「チャイントン」という店で、クッションカバー等を購入しました。刺繍の図柄が面白く、愛用しています。

話が少し横にそれますが、当時、この建物に隣接して、事務所、コンドミニアム、商業施設等で構成される複合施設「ヨマ・セントラルプロジェクト」の工事を大手建設会社のT建設(株)さんも参画されて実施されていましたが、軍事クーデター後どうなったのでしょうか。会社勤め時代、T建設(株)さんには大変お世話になった時期があり、これを書きながら思い出しました。

バガン:ニャウンウー市場
バガンはヤンゴンから飛行機で1.5時間程度かかります。世界三大仏教遺跡の一つとして有名で、JJが訪問した年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

当初、ここバガンの市場に行く予定ではなかったのですが、飛行機を降りたって直ぐに、OPツアーの現地案内人に頼んでこの市場に向かいました。ビーチサンダルを購入するために。
少し話が前後しますが、ミャンマーでは、パゴダ(仏塔)や寺院の境内は土足厳禁で裸足となる(靴、靴下を脱ぐ)ことが必要です。
ここに来る前日は、ヤンゴン市内のパゴダ見学等をしたのですが、スニーカーに靴下を履いていたため、都度これらを脱いだり履いたりと非常に面倒でした。また、足裏も汚れ、このまま靴下やスニーカーを履くことも少し気持ち悪く、バガンに行くときはビーチサンダルを持参しようと考えました。いつもビーチサンダルは旅行用品に入れているのですが、ミャンマーでは海で泳ぐこともなさそうなので、この時に限り家に置いてきたのです。
そこで、前日にMINISO(メイソウ:ロゴがユニクロや無印良品、ダイソーに良く似ている店)でビーチサンダルを購入したのですが、これをヤンゴンの飛行場で手荷物検査後に引き取るのを忘れてしまったのです。一度も使っていませんが、また新しい物を買わざるを得ません。そのため現地案内人にお願いし、ニャウンウー市場にまず行くことになったのです。
この市場は写真の様に、生鮮食料品が主で、ビーチサンダルなどとてもではありませんが、売っている様な気がしませんでした。建物内(場内)に店もありましたが、ほとんどが場外で、テントを張って露天での商売です。

この川魚は何(こい? 鮒?)、どうやって料理するの。煮物ではなさそうだし、ハーブや香辛料で味付けして蒸し焼き、それとも揚げ物にして食べる? こんな暑いところに置いたままにして腐らないの?
この葉っぱ何? 噛み煙草用の葉? どうやって使うの? 良く判らないなあ~などなど疑問だらけですが、案内人は入り組んで、しかもぬかるんだ道を迷うことなく、ずんずんと市場の中に入っていき、ビーチサンダルばかり揃えている店につれてきてくれました。
こんなお店もあるのだ~と感激しました。ここで、妻とJJのサンダルを購入しました。なかなか頑丈で、いまでも活用しています。

前掲のアウンサン市場は生鮮食料品を置いていませんでしたが、ここバガンのニャウンウー市場、は、露天が多く、生鮮食料品から衣類、雑貨となんでもありました。まさしく、JJが描いている様な混沌とした市場でした。
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同じミャンマー内でも、ヤンゴンは整然とした高級市場、バガンは混沌とした庶民市場のような雰囲気でした。更にビーチサンダルを必要に駆られて購入したという思いで深い市場巡りとなりました。
また、別の国でも市場巡りはしてみたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ではまた