JJ(爺)の海外個人旅行記

英語力もスマホ術も不安な70歳超えの爺。それでも海外個人旅行は人生を楽しく、豊かにしてくれます。そんな実体験を綴っています。

ヨルダン:髭がないと男じゃない!

2013年にヨルダンを旅してきました。首都アンマン→ペトラ遺跡ワディラム死海→首都アンマンという行程の中で、ワディラムでの話です。

ワディラム近くの周りに何もない砂漠の中のテント村。そんな寂しいテント村で、夕食時「髭がないと男じゃない」とばかり、バッチリと口髭、あご髭、ほほ髭をペイントされ、お祭り騒ぎに担ぎ込まれました。現地案内人の方には大変気を使ってもらい、個人旅行ならでの楽しさを実感しました。

 

当日、朝、ペトラ遺跡を車で出発し、午前中にはワディラムのビジターセンターに到着し、そこからジープツアーに出かけました。

 

サンド・デューンと呼ばれるサラサラの赤い砂漠、更にウンムフルースの石橋等を見学し、15時頃には、宿泊予定のテント村に到着しました。

サジャバル ラム キャンプ場のテント(但し、そんなに立派なものではなく、災害救助用のような小さいテント)が50張り以上あったのではないかと思いますが、当日の宿泊客は我々だけの様でした。

 

テントの中は狭く、暑く、喉も乾くし、砂ぼこりで目も痛く、ハエも飛んで、こんなところで、明日の朝まで過ごせるのだろうかという気持ちになりました。そうは言っても、近くに何か楽しめるところがあるわけでもなく(砂と岩山だけですし)、また何もすることが無いので、仕方なく、屋外宴会場兼食事会場の椅子に座って日が暮れるのをゆっくりと待つことにしました。こんなところ(テント村)を宿泊先にしなければよかったのにと少し後悔しました。

そんな状況の中、夕食も始まり、ほぼ食べ終えた頃に、現地ガイドさんから、こちらに来るようにと手招きされ、「よければ現地の結婚式の気分を楽しん下さい」と、妻と供に服を着替えさせられ、更にJJは顔中に髭をペイントされました。

そして、踊りの輪の中に連れ込まれ、一緒に踊り、騒ぎ、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。

沢山の観光客が宿泊していれば、食事に合わせて、現地の音楽や踊りが披露されたのでしょうが、宿泊客が当方だけだったためでしょうか、あるいは当方がつまらなそうな感じで時間を持て余している様に見えたのでしょうか、兎に角、何か、楽しいことをと考えて下さったのだと思います。

調べた限りでは、中東、特にイスラム教徒の男性は、預言者ムハンマドの教えに従って髭を伸ばすことが推奨されているようで「髭を伸ばすことは美徳である」と述べているようで、多くのイスラム教徒がこの教えに従っているとのこと。また、中東の文化では髭は男らしさや社会的地位の象徴とされるようで、男なら髭を生やして当然だろう!とばかりに、顔にペイントされたのではないかと思います。

宴会終わりには、幻想的な満月が上っていました。

個人旅行でないと出来ない経験をさせていただき、現地ガイドの方には、感謝しかありません。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

ではまた。